小浜市で、板張り外壁の戸建て住宅の塗装工事を行いました。
最近ではサイディングやモルタルが主流になりつつありますが、木の板張り外壁は独特の風合いと温もりがあり、根強い人気があります。
しかし、その一方で「劣化が早いのでは?」「塗装メンテナンスはどうすればいいの?」といったご相談をいただくことも多いのです。今回は、実際に施工した現場のレポートを交えながら、板張り外壁を長持ちさせるための塗装工事のポイントをご紹介します。
木の外壁は、他の外壁材にはない以下のメリットがあります。
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自然素材ならではの温かみ
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時間の経過とともに風合いが増す
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調湿性があり、快適な住環境に貢献
ただし、雨や紫外線にさらされることで以下のような劣化が進行します。
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色あせ、日焼けによる木目の劣化
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表面の塗膜剥がれ
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カビ・藻・苔の付着
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乾燥や吸水による反り・ひび割れ
そのため、一般的なサイディングよりも **短い周期(7〜10年程度)**での塗装メンテナンスが推奨されます。
今回のお客様宅は築20年以上。外壁には板張りが使用されており、施工前には以下のような症状が見られました。
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全体的な色あせ
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雨が当たりやすい部分の黒ずみ
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表面の塗膜が一部剥がれて素地が露出
「木の風合いが残ってはいるものの、色あせや黒ずみが目立っていました」
高圧洗浄:汚れや苔をしっかり落としてから作業を開始。
ケレン作業(下地処理):古い塗膜を丁寧に削り落とし、木地を整えます。
下塗り(木材専用の下塗り材を使用):浸透性のある下塗りで木材を保護し、上塗りの密着性を高めます。
中塗り・上塗り:耐候性の高い塗料を2回重ねることで、色合いと耐久性を回復。
施工後は、木の温もりを活かしつつ、色合いが均一になり新築時のような印象に。防水性も回復したため、これからの雨風にも安心です。
「落ち着いた色合いに仕上がり、木の質感と防水性を両立できました」
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定期的な点検:色あせや剥がれを早めに見つける
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7〜10年ごとの塗装:早めの対応で木材の腐食を防止
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防カビ・防藻性の高い塗料を選ぶ:湿気の多い地域では特に重要
板張り外壁はメンテナンスをしっかり行えば、長く美しく住まいを守ってくれます。
今回のように色あせや黒ずみが目立っていても、適切な塗装を行うことで見違えるような仕上がりに変わります。
・建物劣化診断
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も無料で行っております。
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