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小浜市の瓦屋根は塗装が必要?屋根板金のサビ・補修の見分け方
「瓦屋根だから、屋根の塗装はしなくても大丈夫ですよね?」

外壁の塗り替えを考え始めたとき、屋根についてはこのように考える方もいらっしゃいます。実際、一般的な陶器瓦は、スレート屋根や金属屋根のように定期的な塗装を必要としません。
ただし、そこで「屋根は何もしなくてよい」と判断するのは少し早いかもしれません。瓦が丈夫でも、屋根の谷部分にある金属板や、瓦を納めている部分、雨樋などには傷みが出ることがあるからです。
小浜市は日本海に面し、雨や冬場の雪の影響を受ける地域です。海からの距離や建物の向きによっても、屋根まわりの傷み方は変わります。今回は、瓦屋根の塗装が必要かどうか、板金にサビが出たときの対処法、外壁塗装と一緒に見ておきたい箇所を整理します。
最初に確認したいのは「瓦の種類」です
ひとくちに瓦屋根といっても、素材によって手入れの方法が異なります。
粘土を焼いて作る陶器瓦は、一般的に定期的な塗り替えを必要としません。一方で、セメント瓦やモニエル瓦などは、表面の塗膜が傷んでいる場合に塗装を検討することがあります。モニエル瓦では、塗装前の下地処理や塗料の適合性に特に注意が必要です。
遠くから見ると似ていても、素材が違えば施工方法も変わります。見た目だけで「瓦だから塗らなくてよい」「色あせているから塗ろう」と決めるのではなく、まず屋根材を確認することが大切です。
なお、陶器瓦でも割れやずれ、棟の不具合が起きることはあります。塗装が不要な屋根でも、点検や補修が不要とは限りません。
瓦屋根の金属部分は、どこを見ればよいのでしょうか
屋根の形によっては、瓦と瓦の間に雨水が集まる「谷」があります。この部分で雨水を受けて軒先へ流す金属の部材が谷板金です。

谷板金は屋根の上から流れてくる水が集まりやすく、腐食や穴あきが起きると雨漏りにつながる場合があります。瓦がきれいでも、谷板金だけが先に傷んでいることも考えられます。
もう一つ覚えておきたいのが、屋根の頂上にある「棟」です。ただし、瓦屋根の棟は棟瓦や漆喰などで納める構造が多く、金属屋根で使う棟板金と同じではありません。どの住宅にも棟板金が付いている、というわけではないのです。
見積りで「屋根板金補修」と書かれていたら、谷板金なのか、屋根の端の金属部分なのか、実際にどこを直すのか説明を受けておくと分かりやすくなります。
板金のサビは塗装で直せる?交換した方がよい?
サビを見つけたときに大切なのは、色の変化だけでなく、金属自体がどの程度傷んでいるかを見ることです。
表面のサビで、板金が健全な場合
板金の厚みや固定状態に問題がなく、表面のサビや塗膜劣化が中心であれば、ケレンで古い塗膜やサビを除去し、適した下塗り材と仕上げ塗料で保護できる場合があります。
ただし、サビの上から塗料を重ねればよいわけではありません。塗装前の下地処理が不十分だと、早い段階で塗膜が剥がれる原因になります。
穴あき・著しい腐食・浮きがある場合
板金に穴が開いている、金属が薄くなっている、固定部分が浮いているといった状態では、塗装だけで強度や防水性を回復することはできません。部分的な交換や納まりの補修など、状態に合った工事を検討します。
特に雨漏りが疑われる場合は、先に原因を調べることが必要です。塗装は屋根の穴や内部の防水不良を直すための工事ではありません。
小浜市では、海との距離と冬場の雪も判断材料になります
小浜市でも、海に近い住宅と内陸側の住宅では条件が同じではありません。
海に近い場所では、潮風の影響で金属部分の腐食が進みやすくなる場合があります。一方で、山や周囲の建物に囲まれた場所では、日当たりや乾きやすさが違うこともあります。
また、積雪や雪解け水は、雨樋や金具、屋根の端の部分に負担をかけることがあります。だからといって、地域だけを理由にすべての住宅に同じ補修をすすめるのは適切ではありません。
屋根材、屋根の勾配、風の当たり方、過去の補修歴などを確認して、どの部分を優先して見るか決めることが重要です。
外壁塗装をするとき、屋根も一緒に塗るべきでしょうか
外壁塗装を行う際に足場を設けるなら、屋根まわりも確認しておくと、これからの修繕計画を立てやすくなります。
例えば、陶器瓦に問題がなければ、屋根全体を塗装する必要はありません。その一方で、破風板の塗膜が剥がれていたり、雨樋の金具が緩んでいたりする場合は、外壁と合わせて対応を検討できます。

小浜店の瓦屋根の和風住宅で行った外壁塗装の施工事例では、外壁のほかに破風板や軒天の状態を確認して施工しています。瓦屋根の住宅だからこそ、塗らない部分と手入れする部分を分けて考える参考になります。
「足場があるから屋根も全部塗る」のではなく、必要な場所を見極めて工事を組み立てることが、無駄な費用を増やさないためにも大切です。
見積書で確認したい5つのポイント
屋根の塗装や補修を依頼するときは、金額だけでなく、次の内容を確認してみてください。
- 屋根材は陶器瓦、セメント瓦、金属などのどれに当たるか
- 塗装する場所と、補修・交換する場所は分かれているか
- 谷板金などのサビの程度を、写真などで説明してもらえるか
- 雨樋・破風板・漆喰などは見積りの範囲に含まれるか
- 足場代や追加補修が必要になった場合の扱いは明確か
「屋根工事一式」と書かれているだけでは、何をどこまで施工するのか分かりにくい場合があります。屋根に工事が必要と言われたら、傷んでいる場所と、その工事を選んだ理由を確認しましょう。
外壁側の見積りについては、小浜市で外壁塗装の見積りを依頼する前に確認したいポイントもご紹介しています。屋根と外壁をまとめて考える際の参考にしてください。
屋根に上らずに確認できることもあります
屋根の状態が気になっても、ご自身で屋根に上ることは避けてください。瓦の上は滑りやすく、瓦を割ってしまう危険もあります。
まずは安全な地上から、瓦の大きなずれ、雨樋の変形、屋根の端の不自然な浮きが見えないか確認する程度にとどめましょう。天井の雨染みや雨の日の水の侵入がある場合は、塗装の前に雨漏りの調査が必要です。
地上から見えない場所の状態は、専門業者に安全な方法で確認してもらうことをおすすめします。
まとめ|瓦を塗る前に、傷んでいる場所を確かめましょう
陶器瓦は一般的に定期的な塗装を必要としませんが、屋根に使われる金属部分や漆喰、雨樋などには、状態に応じて補修や塗装が必要になることがあります。
屋根のメンテナンスでは、「瓦屋根だから何もしない」「サビがあるから全部塗る」と決めつけないことが大切です。塗装で保護できる部分なのか、交換や補修を優先する部分なのかによって、適切な工事は変わります。
小浜市で外壁塗装を検討されている方も、この機会に屋根まわりの状態を確認してみてはいかがでしょうか。
ペイントホームズ小浜店では、外壁だけでなく屋根まわりも含めて、どのようなメンテナンスが必要かご相談いただけます。まずは建物の状態を知りたいという段階でも、お気軽にお問い合わせください。
よくある質問|瓦と板金の点検で迷ったら
Q. 陶器瓦に色あせが見えたら塗装が必要ですか?
陶器瓦は、表面の見え方が変わっても、それだけで塗装が必要とは判断できません。まずは瓦の種類と割れ・ずれなどの状態を確認します。セメント瓦など、塗膜で保護する屋根材とは区別して考えましょう。
Q. 谷板金にサビがあれば、すべて交換になりますか?
軽度の表面サビなら下地処理と適切な塗装で保護できる場合があります。一方、穴あき・腐食・雨漏りがある場合は、交換や原因に応じた補修が必要です。写真などで状態を確認し、工事の理由を説明してもらうことをおすすめします。
小浜市で外壁塗装・屋根塗装をご検討中の方へ
屋根は普段なかなか目にすることができない場所だからこそ、気づかないうちに傷みが進んでいる場合があります。
「瓦屋根だけど、板金部分は大丈夫かな?」
「外壁塗装と一緒に屋根も見てもらった方がいいのかな?」
そんな疑問がありましたら、ペイントホームズ小浜店へお気軽にご相談ください。
建物の状態を確認し、今必要な工事と、まだ急がなくてもよい工事を見極めながら、お住まいに合ったメンテナンスをご提案いたします。
大切なお住まいをこれからも安心して使い続けるために、まずは現在の状態を知ることから始めてみませんか。
